1月 22

根性のあるドランカー

夜遅い電車に乗ると酔っぱらいさんを見かけることがよくある。
今日見た人はなかなかすごかった。

一つの吊革に両手でつかまってるんだけど、
足がふらふらしているので、つり革を中心にして、ぐるん!ぐるん!と弧を描いていた。

近くにいると彼に激突されるので、周りから人が逃げていくのが面白かった。


前に座っているサラリーマンらしきお兄さんは、
酔っ払いさんがいつ倒れかかってくるかわからないためか、緊張している。

酔っ払いさんは駅で停車した時に床に倒れそうになり、これではいかんと思ったのか、今度は反対側の吊革にもつかまった。

両側の吊革からぶら下がっている姿は、まるではりつけの刑みたい。

そのまま前後に激しく揺れていた。
あれでも吊革を絶対に放さないんだから大したものだと感心した。

とうとう見かねたのかサラリーマンの人が席を譲ろうとしたけど、「眠っちゃうから」と断っていた。

あれだけ酔っぱらっているのに、妙に理性的だな…。
そして彼はちゃんと、降りるべき駅で降りて行った。

無事に家に帰れていますように。


Posted 2015/01/22 by user in category nocategory